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【令和5年5月雇用情勢】有効求人倍率は2か月ぶり低下 完全失業率は横ばい

令和5年6月30日、厚生労働省から、令和5年5月分の有効求人倍率が公表されました。また、同日総務省より、令和5年5月分の完全失業率も公表されました。

【令和5年5月分 有効求人倍率】

1.31倍・・・前月より0.01ポイント低下(悪化)

<産業別>
宿泊業,飲食サービス業(13.5%増)、教育,学習支援業(12.0%増)、サービス業(他に分類されないもの)(5.7%増)などで増加
製造業(5.4%減)、建設業(0.8%減)で減少となりました。

<都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)>
就業地別・・・最高は福井県の1.96倍、最低は神奈川県の1.11倍
となっています。

2か月ぶりに低下となりました。人手不足は継続しているものの、長引く原材料費や光熱費の高騰を受けて、一部で求人を控える動きがあったなどと分析されています。

出所:求人、求職及び求人倍率の推移(令和5年5月分)(厚生労働省)

 

<熊本県の有効求人倍率>
1.33倍・・・前月に比べて 0.04ポイント低下(悪化)

5月の有効求人数(季節調整値)は、前月比3.3%減の37,100人で、3か月連続で減少
有効求職者数(同)は前月比0.02%増の27,955人で、2ヶ月連続で増加

となりました。この結果、求職者1人当たりの有効求人数の割合を示す有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.04ポイント下回り1.33倍となりました。正社員の有効求人倍率(原数値)は1.05倍で、前年同月を0.02ポイント上回っています。

<主要産業別>
卸売業・小売業(9.6%増)、医療・福祉(9.3%増)で増加となり、
建設業(1.0%減)、製造業(11.1%減)、運輸業・郵便業(2.8%減)、宿泊業・飲食サービス業(20.2%減)サービス業(他に分類されないもの)(11.0%減)で減少となりました。

「熊本県の雇用情勢」の詳細はこちらから

【令和5年5月分完全失業率】

2.6%(季節調整値) 前月に比べ0.2ポイントの低下(改善)

<就業者数>
就業者数は6745万人。前年同月に比べ15万人の増加。10か月連続の増加
<完全失業者数>
完全失業者数は188万人。前年同月に比べ3万人の減少。3か月ぶりの減少

完全失業率は、3か月ぶりに改善しましたが、前職を辞め求職活動をしていた人が就職し、失業者が減少したなどと分析されています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<一般職業紹介状況(令和5年5月分)について(厚労省)>

<労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)5月分(総務省)>

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