【令和4年5月の有効求人倍率】有効求人倍率は改善 完全失業率は悪化

令和4年5月分の一般職業紹介状況を公表(厚生労働省)

【有効求人倍率(季節調整値)

1.24倍・・・前月の1.23倍から0.01ポイント上昇(5ヶ月連続の改善)

<産業別>
宿泊業,飲食サービス業・・・(54.6%増)
製造業・・・(23.9%増)
学術研究,専門・技術サービス業(18.4%増)
サービス業(他に分類されないもの)・・・(18.4%増)、
運輸業,郵便業・・・(13.1%増)
などで増加となりました。

<都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)
就業地別では、最高は福井県の2.05倍、最低は沖縄県の0.95倍、
受理地別では、最高は福井県の1.87倍、最低は沖縄県の0.86倍
となっています。

(出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和4年5月分)についてより)

完全失業率(季節調整値)】

2.6%・・・前月の2.5%から0.1ポイント上昇(4か月ぶりの悪化)

〇 就業者数
就業者数は6730万人。前年同月に比べ17万人の増加。(2ヶ月連続の増加)
〇完全失業者数
完全失業者数は191万人。前年同月に比べ22万人の減(11ヶ月連続の減少)

完全失業率は悪化しましたが、新型コロナの感染が落ち着き、より条件の良い仕事に転職しようと自発的に離職した人が増えたことが影響しているという分析もあり、雇用情勢は持ち直しているとみられています。

採用や雇用においては、競合調査も行いながら、待遇面だけでなく、「働きがい」といった内面的な働く喜びを感じられるような人材育成、組織開発といった取り組みが今後は重要になってくるかもしれません。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<一般職業紹介状況(令和4年5月分)について(厚労省)>

<労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)5月分(総務省)>

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