今年の概算保険料の雇用保険分の計算は例年と異なります。
厚生労働省より、労働保険年度更新申告書の書き方のパンフレットが公開されました。
労働保険料は、年1回、前年度分の確定保険料と当年度分の概算保険料を計算し、前年度分の保険料の精算と当年度分の概算保険料を納付することになっています。
令和4年度の年度更新は、6月1日(水)~7月11日(月)となります。
令和4年度は、10月1日に雇用保険料率が引上げられることにより、今年に限り、例年と申告書への記載方法が変更されることになっています。
このリーフレットを確認すると、申告書に記載する概算賃金額は1年間のもののみであり、確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表において、概算保険料(雇用保険分)算定内訳を、雇用保険率の適用期間ごとに各欄に記入することになっています。
その上で、集計表で計算した概算保険料額を申告書に額を記入します。そのため、申告書には雇用保険料率の記載はされていないとのことです。
例年とは異なる計算方法になるので、申告書が届いてから慌てないように今のうちから内容を確認しておきましょう。
「令和4年度 労働保険年度更新申告書の書き方(継続事業用)」のパンフレットはこちらよりご確認ください。
『令和4年度労働保険の年度更新に係るお知らせ』