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【有効求人倍率】令和5年2月は2ヶ月連続で低下、完全失業率は5ヶ月ぶりに上昇 

令和5年3月31日、厚生労働省から、令和5年2月分の有効求人倍率等が公表されました。

【令和5年2月分 有効求人倍率】
1.34倍・・・前月比0.01ポイント低下(悪化)

2ヶ月連続の低下となりましたが、厚生労働省では、積極的な求職活動が増えた結果であり、雇用情勢が悪化しているとは考えていないようです。

<産業別>
宿泊業,飲食サービス業(37.2%増)、教育,学習支援業(23.7%増)、卸売業,小売業(11.1%増)、医療,福祉(10.3%増)などで増加となっています。

<都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)>
就業地別・・・最高は福井県の1.91倍、最低は神奈川県の1.10倍。
受理地別・・・最高は福井県の1.81倍、最低は神奈川県の0.91倍
となりました。

出所:求人、求職及び求人倍率の推移(令和5年2月分)(厚生労働省)

<熊本県の有効求人倍率>
令和5年2月の有効求人倍率は 1.45倍・・・前月に比べて 0.01ポイント上昇

新規求職申込件数(原数値)・・・前年同月比3.4%増。6か月ぶりに増加
新規求人数(同)・・・前年同月比9.3%増で2ヶ月連続の増加

業種別では、
建設業、運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉、サービス業(他に分類されないもの)で増加
し、製造業、卸売業・小売業で減少、となりました。

「熊本県の雇用情勢」の詳細はこちらから

【令和5年2月分完全失業率】
同日に総務省から公表された令和5年2月分の「完全失業率(季節調整値)」も発表されています。

2.6%(季節調整値) 前月に比べ0.2ポイントの上昇(悪化)

<就業者数>
就業者数は6667万人。前年同月に比べ9万人の増加。7ヶ月連続の増加
<完全失業者数>
完全失業者数は174万人。前年同月に比べ6万人の減少。20ヶ月連続の減少

完全失業率は5ヶ月ぶりに悪化しましたが、その要因は、自発的な離職によって完全失業者数が増加したことにあります。感染症が落ち着き、より良い労働条件を求める動きが出てきたと分析されています。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和5年2月分)について>

<労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)2月分>

 

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