令和４年3月の有効求人倍率、完全失業率ともに持ち直しの兆し？
厚生労働省から、令和4年4月26日に令和4年3月分の有効求人倍率が公表されました。
有効求人倍率は1.22倍 前月に比べて0.01ポイント上昇。
新規求人倍率は2.16倍 前月に比べて0.05ポイント低下。
令和3年度平均の有効求人倍率は1.16倍で、前年度に比べて0.06ポイント上昇。
有効求人倍率（季節調整値）は1.22倍となり、前月を0.01ポイント上回りましたが、
新規求人倍率（季節調整値）は2.16倍となり、前月を0.05ポイント下回りました。
令和3年度平均有効求人倍率が1.16倍で、前年度より0.06ポイント上昇しました。
産業別にみると、
製造業（22.0％増）、情報通信業（16.9％増）、運輸業・郵便業（12.6％増）などで増加。教育・学習支援業（1.6％減）で減少となっています。
熊本県の有効求人倍率は次の通りです。
有効求人倍率は1.51倍 前月に比べて0.03ポイント低下。
※地域別有効求人倍率（就業地別・季節調整値）（新規学卒者を除きパートタイムを含む）
全国の有効求人倍率より高い倍率です。熊本県においては、全国的にみてより人手不足であることがわかります。
新型コロナウィルスにより経済が低迷し、企業においても採用を控えていた企業が多かったと思います。
他の企業が採用を始めてから自社の採用も始めていては、人材獲得争奪戦に巻き込まれてしまいます。
採用は計画的に行って、企業に必要な優秀な人材を見極めて採用するようにしましょう。
