令和5年2月28日、厚生労働省から、「人口動態統計速報(令和4年12月分)」が公表されました。
通常であれば、特に話題になることはない統計速報ですが、最近では注目度が高くなっています。
これによると、令和4年1月~12月の出生数は79万9,728人となり、統計開始以来初めて80万人を下回りました。
新型コロナの影響が長引く中、感染への不安や経済状況の懸念などから、妊娠を控えるケースもあったとみられていますが、
想定を超えて急速に少子化が進んでいるようです。
この結果を受けて、岸田総理は、「危機的な状況と認識している。少子化のトレンドを反転させるため、子供・子育て政策を具体化し、政策を進めていくことが重要」とコメントしているということです。
労働力人口も減少し、人材獲得は激化しています。企業にマッチする優秀な人材の採用は、これからますます難しくなってくることでしょう。
魅力ある企業作りと、苦労して採用した人材は企業に定着するよう、まずは入社後のフォローはしっかりと行っていきましょう。