令和7年11月28日、厚生労働省から、令和7年10月分の一般職業紹介状況が公表されました。
また、同日、総務省から、同月分の労働力調査の結果が公表されました。
令和7年10月分 有効求人倍率
1.18倍 ・・・前月に比べて0.02ポイント低下(2か月ぶりの低下)
<産業別の求人数の動向>
教育,学習支援業(10.5%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(16.1%減)、卸売業,小売業(12.8%減)、生活関連サービス業,娯楽業(7.7%減)などで減少となりました。
<都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)>
就業地別・・・最高は福井県の1.80倍、最低は福岡県の0.99倍となっています。
有効求人倍率については、令和7年10月以降、順次適用される最低賃金の大幅引き上げを踏まえ、新規の求人を控える動きが出ているなどと分析されています。
出所:求人、求職及び求人倍率の推移(厚生労働省)
詳しくはこちらからご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和7年10月分)について|厚生労働省>
熊本県の有効求人倍率(令和7年10月)
1.13倍・・・前月と同水準
10月の有効求人数(季節調整値)は、前月比0.3%増の32,335人で、5か月ぶりに増加となりました。
一方、有効求職者数(同)は前月比0.4%増の28,647人で、3か月連続で増加となりました。
<求人の動向:業種別>
主要産業別にみると、前年同月比建設業(3.0%増)、卸売業・小売業(13.1%増)で増加となり、製造業(21.1%減)、運輸業・郵便業(4.2%減)、宿泊業・飲食サービス業(24.5%減)、医療・福祉(0.4%減)、サービス業(他に分類されないもの)(4.9%減)で減少となりました。
令和7年10月分完全失業率
2.6%・・・前月と同率(3か月連続同水準)
就業者数
就業者数は6865万人。前年同月に比べ52万人の増加。39か月連続の増加となりました。
完全失業者数
完全失業者数は183万人。前年同月に比べ13万人の増加。3か月連続の増加となりました。
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労働力調査(基本集計)2025年(令和7年)10月分