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【令和4年9月の有効求人倍率】9ヶ月連続改善 完全失業率は4ヶ月ぶり悪化

令和4年9月分の一般職業紹介状況を公表(厚生労働省 10月28日公表)

【有効求人倍率(季節調整値)】
1.34倍・・・前月の1.29倍から0.02ポイント上昇 (9ヶ月連続の改善)

<産業別>
産業別でみると以下のようになっています。

宿泊業,飲食サービス業・・・29.5%増
生活関連サービス業,娯楽業・・・22.3%増
卸売業,小売業・・・12.7%増
建設業・・・0.8%減
教育,学習支援業・・・0.4%減

建設業、教育,学習支援業で減少となりました。

都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の2.12倍、最低は沖縄県の1.07倍、受理地別では、最高は福井県の1.97倍、最低は神奈川県0.92倍となっています。

有効求人倍率が改善されたことについては、「宿泊業などで、水際対策の緩和や全国旅行支援の開始を前に利用客の増加を見込んだ求人が増えたこと」などが、要因と分析されています。

【熊本県の有効求人倍率(季節調整値)】
1.44倍・・・前月に比べて 0.03ポイント上昇

熊本県内の概況としては、新規求職申込件数(原数値)は前年同月比6.6%減となり、2か月ぶりに減少しました。
新規求人数(同)は同6.3%増の19か月連続で増加しており、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉、サービス業(他に分類されないもの)で増加し、建設業、製造業で減少となりました。
有効求人倍率(季節調整値)は、有効求人数(同)、有効求職者数(同)がともに減少しましたが、有効求人数の減少幅が有効求職者数の減少幅を下回ったため、前月の水準を上回りました。


【完全失業率(季節調整値)】 令和4年9月30日、総務省より公表。
2.6%・・・前月の2.5%より0.1ポイント上昇(4ヶ月ぶりの悪化)

〇 就業者数
就業者数は6766万人。前年同月に比べ40万人増加。2ヶ月連続の増加
〇完全失業者数
完全失業者数は187万人。前年同月に比べ7万人の減少。15ヶ月連続の減少

完全失業率が悪化したことについては、「新型コロナウイルス感染症の落ち着きなどを受けて、より良い条件の仕事に就くための自発的な離職が増えたこと」などが、要因と分析されています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<一般職業紹介状況(令和4年9月分)について(厚労省)>

<労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)9月分結果(総務省)>

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