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【令和6年7月雇用状況】令和6年7月 有効求人倍率は4か月ぶりに上昇・完全失業率は5か月ぶりに悪化

令和6年8月30日、厚生労働省から令和6年7月分の一般職業紹介状況が公表されました。また、同日、総務省から、同月分の労働力調査の結果が公表されました。

令和6年7月分 有効求人倍率

1.24倍 ・・・前月に比べて0.01ポイント上昇(4か月ぶりに上昇(改善))

<産業別の求人数の動向>
学術研究,専門・技術サービス業(7.4%増)、情報通信業(6.6%増)、医療,福祉(5.1%増)などで増加となり、教育,学習支援業(5.1%減)、製造業(2.9%減)、宿泊業,飲食サービス業(1.6%減)などで減少となりました。

<都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)>
就業地別・・・最高は福井県の1.83倍、最低は大阪府の1.03倍

令和6年6月分の有効求人倍率の低下については、円安や物価高による原材料費の高騰の影響などで企業が求人を控える傾向が続いているなどと分析されています。


出所:求人、求職及び求人倍率の推移(令和6年7月分)(厚生労働省)

詳しくはこちら。
<一般職業紹介状況(令和6年7月分)について|厚生労働省>

熊本県の有効求人倍率(令和6年7月)

1.22倍・・・前月と同水準

有効求人数(季節調整値)は、前月比1.4%減の34,694人で、2か月ぶりに減少となりました。

求人を主要産業別にみると、製造業(18.1%増)、運輸業・郵便業(14.1%増)、医療・福祉(0.3%増)で増加、
建設業(1.2%減)、卸売業・小売業(9.0%減)、宿泊業・飲食サービス業(3.3%減)、サービス業(他に分類されないもの)(19.6%減)で減少となっています。

有効求職者数(同)は、前月比1.2%減の28,413人で、2か月連続で減少となりました。

新規求人数(原数値)は、前年同月比1.4%減の11,380人で、16か月連続で減少となりました
新規求職申込件数(原数値)は、前年同月比6.1%増の5,817人で、2か月ぶりに増加となっています。

「熊本県の雇用情勢」(令和6年7月分)はこちらから

令和6年7月分完全失業率

2.7% ・・・前月に比べて0.2ポイント上昇(5か月ぶりに上昇(悪化)

<就業者数>
就業者数は6795万人。前年同月に比べ23万人の増加。24か月連続の増加。24か月連続の増加

<完全失業者数>
完全失業者数は188万人。前年同月に比べ5万人の増加4か月連続の増加

令和6年7月分の完全失業率の悪化については、より良い条件を求めるなどして自発的に離職した人が増えたことが主な要因などと分析されています。

詳しくはこちら。
労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)7月分|総務省

 

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