「アットホームな職場です」ってよく使っていませんか?
求人票で「アットホームな職場です」って書いてあるのをよく見かけますよね。
皆さんもこのように書いたりしていませんか?
実はこの「アットホームな職場」ってNGワードなんです。知っていましたか?
なぜ、NGワードかっていうと、ブラック企業と思われる可能性が高いのです。
職場の雰囲気を表すために使っている企業が多いようですが、求職者側からすれば
・飲み会が多そう
・社内コミュニティがつ強そうだから中途で入ったら馴染めなそう
・代表がワンマンなのでは
といった印象を持ってしまうのです。
他にも「家族的な雰囲気です」「社員の結束が強いです」といった、会社を「家族」に例えるような表現や過度に仲の良さをアピールする表現は控えましょう。
とはいっても、本当にアットホームな職場だからそれを伝えたいんだけど…といったときには表現を変えて、そういった仲の良さをイメージできるような表現に変えましょう。
・仕事とプライベートはきっちり分けて、仕事は定時に終えて帰る社員が多いです。
・昼休みには、野球の話しやサッカーの話しで盛り上がっています。
など、アットホームな雰囲気を具体的に説明するような書き方が良いでしょう。
「仕事以外でも仲良しで、飲み会も多い会社です!」
こういった表現も控えましょう。
『平成29年度 新入社員 働くことの意識調査結果』では、「職場の同僚、上司、部下などとは勤務時間以外はつきあいたくない」
と答えた人が全体の30.8%と、調査史上過去最高の割合となっています。
職場とプライベートは区別したい、とする人が多い時代です。
社員同士の距離の近さが、和気あいあいとした雰囲気を伝える上では効果もありますが、その印象や表現だけに頼りすぎてると敬遠されてしまうこともありますのでご注意を。