令和6年12月27日、厚生労働省から、令和6年11月分の一般職業紹介状況が公表されました。また、同日、総務省から、同月分の労働力調査の結果が公表されました。
令和6年11月分 有効求人倍率
１.２５倍 ・・・前月と同水準
＜産業別の求人数の動向＞
産業別にみると、運輸業,郵便業（2.0％増）、卸売業,小売業（0.9％増）、医療,福祉（0.4％増）で増加となり、宿泊業,飲食サービス業（12.2％減）、教育,学習支援業（6.4％減）、製造業（5.9％減）などで減少となりました。
＜都道府県別の有効求人倍率（季節調整値）＞
就業地別・・・最高は福井県の1.91倍、最低は北海道の1.05倍となっています。
出所：求人、求職及び求人倍率の推移（令和6年11月分）（厚生労働省）詳しくはこちら。
＜一般職業紹介状況（令和6年11月分）について｜厚生労働省＞
熊本県の有効求人倍率（令和6年11月）
１.２４倍・・・前月に比べて0.01ポイント低下＜悪化＞
■求人倍率の動向
11月の有効求人数（季節調整値）は、前月比0.1％増の35,682人で、３か月連続で増加。一方、有効求職者数（同）は前月比0.6％増の28,766人で、３か月連続で増加となりました。
■求人の動向
新規求人数（原数値）は、前年同月比7.4％減の11,630人で、２か月ぶりに減少。うち一般フルタイム求人（同）は8.0％減の7,508人で３か月ぶりに減少となり、一般パートタイム求人（同）は6.3％減の4,122人で21か月連続で減少となりました。
■求職の動向
新規求職申込件数（原数値）は、前年同月比1.8％減の4,459人で、３か月ぶりに減少となり、うち一般フルタイムは同6.8％減の2,633人で２か月ぶりに減少、一般パートタイムは同6.5％増の1,826人で３か月連続で増加となりました。
■就職の動向
就職件数は、前年同月比5.4％減の1,510件で、６か月連続で減少となりました。
令和6年11月分完全失業率
２.５％ ・・・前月と同水準
＜就業者数＞
就業者数は6814万人。前年同月に比べ34万人の増加。28か月連続の増加
＜完全失業者数＞
完全失業者数は164万人。前年同月に比べ5万人の減少。4か月連続の減少
詳しくはこちら。
労働力調査（基本集計）2024年（令和6年）11月分｜総務省
今後の動向に注目です。
