令和7年10月23日(木)開催『採用・育成がぐんとラクになる!社員が辞めない職場の作り方』

【令和7年8月雇用状況】有効求人倍率は低下・完全失業率は悪化

令和7年10月3日、厚生労働省から、令和7年8月分の一般職業紹介状況が公表されました。
また、同日、総務省から、同月分の労働力調査の結果が公表されました。
有効求人倍率は2か月ぶりに低下し、完全失業率は5か月ぶりに悪化となりました。

令和7年8月分 有効求人倍率

1.20倍 ・・・前月から0.02ポイント低下(2か月ぶりの低下)

<産業別の求人数の動向>
生活関連サービス業,娯楽業(16.1%減)、卸売業,小売業(12.7%減)、宿泊業,飲食サービス業(10.7%減)、教育,学習支援業(9.4%減)、製造業(6.7%減)などで減少となりました。

<都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)>
就業地別・・・最高は福井県の1.86倍、最低は神奈川県と大阪府の1.01倍となってます。

有効求人倍率の低下については、物価や人件費の高騰で求人を控える傾向にあるなどと分析されています。

出所:求人、求職及び求人倍率の推移(厚生労働省)

詳しくはこちらからご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和7年8月分)について|厚生労働省>

熊本県の有効求人倍率(令和7年8月)

1.16倍・・・前月に比べて0.01ポイント低下。

8月の有効求人数(季節調整値)は、前月比0.7%減の33,024人で、3か月連続で減少となり、 一方、有効求職者数(同)は前月比0.1%増の28,464人で、2か月ぶりに増加となっています。

<業種別>
建設業、製造業、卸売業・小売業では増加、運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉、サービス業(他に分類されないもの)では減少となっています。

「熊本県の雇用情勢」(令和7年8月分)はこちらから

令和7年8月分完全失業率

2.6%・・・前月に比べ0.3ポイントの上昇(5か月ぶりに悪化)

就業者数

就業者数は6835万人。前年同月に比べ20万人の増加。37か月連続の増加となりました。

完全失業者数

完全失業者数は182万人。前年同月に比べ7万人の増加。13か月ぶりの増加となりました。

完全失業率の悪化については、より良い条件を求めて離職する人が増えたが、雇用情勢は引き続き悪くないなどと分析されています。

詳しくはこちらからご覧ください。
労働力調査(基本集計)2025年(令和7年8月分)|総務省

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