厚生労働省から、「令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(令和4年12月1日現在)」が公表されました(令和5年1月20日公表)。
これによると、令和4年12月1日現在の大学生の就職内定率は、84.4%(前年同期差+1.4 ポイント)となっています。
2年連続で前年同期を上回り、コロナ禍前の水準にあと一歩というところです(令和元年12月1日時点においては87.1%でした)。
就職率の概要は以下の通りです。
・大学(学部)は84.4%(前年同期差+1.4ポイント)
・短期大学は69.4%(同+6.6ポイント)
・大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では83.6%(同+2.2ポイント)
・大学等に専修学校(専門課程)を含めると82.1%(同+1.9ポイント)
<男女別>
男子大学生の就職内定率は82.8%(前年同期比1.5ポイント上昇)、
女子大学生の就職内定率は86.5%(同1.5ポイント上昇)。
また、国公立大学では、男子:86.3%、女子:89.9%、私立大学では、男子:81.7%、女子:85.3%となっています。
<文系・理系別の概要>※大学のみ
文系・理系別では、文系の就職内定率は83.9%(前年同期比1.8ポイント上昇)、
理系の就職内定率は86.7%(同0.6ポイント低下)となっています。
<地域別の概要>※大学のみ
地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く、81.3%(前年同期比3.7ポイント上昇)となっています。
九州地区の就職内定率は、86.4%(前年同期比4.4ポイント上昇)となっています。
厚生労働省と文部科学省では、引き続き、関係府省と連携し、新卒者等の雇用に関する施策の推進に努めていくこととしています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)を公表します>