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【令和4年8月の有効求人倍率】8ヶ月連続で改善 完全失業率も改善

令和4年8月分の一般職業紹介状況を公表(厚生労働省 9月30日)

【有効求人倍率(季節調整値)】
1.32倍・・・前月の1.29倍から0.03ポイント上昇 (8ヶ月連続の改善)

<産業別>
宿泊業,飲食サービス業・・・51.1%増
生活関連サービス業,娯楽業・・・28.9%増
卸売業,小売業・・・18.7%増
製造業・・・17.0%増

などで増加となりました。宿泊業,飲食サービス業の51.1%増は大きいですね。7月も47.7%増でしたので、人材の獲得はますます厳しくなりそうです。

都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の2.04倍、最低は沖縄県の1.04倍、
受理地別では、最高は福井県の1.89倍、最低は神奈川県0.92倍となっています。

出所:厚生労働省|一般職業紹介状況(令和4年8月分)について

【熊本県の有効求人倍率(季節調整値)】
1.41倍・・・前月に比べて 0.06ポイント低下

熊本県内の概況としては、新規求職申込件数(原数値)は前年同月比3.4%増。3か月ぶりに増加し、新規求人数(同)は同6.8%増の18か月連続で増加しています。建設業、製造業、卸売業・小売業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉で増加し、運輸業・郵便業、サービス業(他に分類されないもの)で減少となっています。
有効求人倍率(季節調整値)は、有効求人数(同)が減少し、有効求職者数(同)が増加したため、前月の水準を下回りました。


【完全失業率(季節調整値)】 令和4年9月30日、総務省より発表。
2.5%・・・前月の2.6%より0.1ポイント低下

〇 就業者数
就業者数は6751万人。前年同月に比べ12万人増加。2ヶ月ぶりの増加
〇完全失業者数
完全失業者数は177万人。前年同月に比べ17万人の減少。14ヶ月連続の減少

有効求人倍率が改善されたことについては、「8月は行動制限のない夏休みシーズンとなり、宿泊業、飲食サービス業や生活関連サービス業、娯楽業などで人手を確保する動きが活発になった」などと分析されています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<一般職業紹介状況(令和4年8月分)について(厚労省)>

<労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)8月分(総務省)>

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