令和4年6月15日にお知らせしました「インターンシップ学生情報の採用活動での活用」に関する続報です。
経団連(日本経済団体連合会)と国公私立大学のトップから成る「産学協議会(採用と大学教育の未来に関する産学協議会)」では、産学が協働して学生のキャリア形成支援活動を推進する観点から、同活動を4つに類型化したうえで、各類型の主な特徴について、産学で合意しました。
経済産業省、文部科学省及び厚生労働省は、令和4年6月13日、産学協議会報告書の内容をほぼ全面的に採用する形で、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(いわゆる「3省合意」)を改正しました。
この改正により、2023年度(令和5年度)に「学部3年生および修士1年生の学生」を対象に実施される一定の要件を満たしたインターンシップ(4類型のうち「タイプ3」に該当するもの)については、インターンシップを通じて取得した学生情報を採用活動に活用することが可能となります。
これを受けて、令和5年度から導入されるタイプ3のインターンシップの普及・定着を含め、4類型の実践に向けて、経団連会長からのメッセージ動画ならびに基本的な考え方について解説した動画が公開されました(令和4年6月22日公表)。
今後、新卒採用はますます困難になる中、こういったインターンシップを実施する企業も増えてくるかもしれません。
採用活動においてインターンシップを検討されている企業におかれましては、基本的な考え方や実施方法などを動画にてよく理解しておくといいですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「学生のキャリア形成支援活動の推進」に関する解説動画を公開(経団連)>